キーエンスとは?
基本情報
項目 | 内容 |
社名 | 株式会社キーエンス(Keyence Corporation) |
証券コード | 6861(東証プライム) |
業種 | 電気機器(精密機器) |
本社所在地 | 大阪府大阪市東淀川区 |
設立年 | 1974年 |
従業員数 | 約2,600名(単体) |
時価総額 | 約15~20兆円(2025年時点) |
事業内容
- 主にFA(ファクトリー・オートメーション)向けのセンサー、測定器、画像処理機器、PLC(制御機器)などを開発・販売
- 製造業における自動化・効率化・品質向上に不可欠な製品を扱う
- 特徴的なのは**「開発・販売に特化」**し、製造は外注(ファブレス)
ビジネスモデルの強み
ポイント | 内容 |
高収益体質 | 営業利益率は50%前後と驚異的(製造業の中でも世界トップクラス) |
直販体制 | 商社を通さず、技術営業が顧客と直取引。提案力が高く、信頼性も◎ |
ファブレス経営 | 設計・開発に集中し、製造は協力会社に委託 → 高いROAを実現 |
ニッチトップ戦略 | 競争が少ない領域で世界シェアを獲得(例:変位センサー) |
財務情報(例:2024年3月期)
指標 | 数値 |
売上高 | 約9,200億円 |
営業利益 | 約4,800億円 |
営業利益率 | 約52% |
自己資本比率 | 約95% |
ROE | 約17~20% |
PER | 約35倍(成長株として評価) |
ESG・ガバナンス視点
- E(環境):直接的な排出は少ないが、製造業の効率化支援=間接的に脱炭素に貢献
- S(社会):高収益を背景に高待遇。技術者や営業職の教育制度も厚い
- G(ガバナンス):創業家色は弱まり、プロ経営化が進行中
SWOT分析(簡略版)
項目 | 内容 |
Strengths(強み) | 高収益性・提案力・ファブレスモデル |
Weaknesses(弱み) | 製品がニッチ/為替・景気に左右されやすい |
Opportunities(機会) | グローバル自動化ニーズ/EV・半導体需要 |
Threats(脅威) | 技術革新のスピード/新興国企業の台頭 |
投資家・就活生向けの視点
投資家:
- 安定成長型の高収益企業
- 景気敏感な側面はあるが、景気後退時でも黒字を維持
- 長期的に積立・保有したいタイプ
就活生:
- 高年収企業ランキング常連(平均年収2,000万円超)
- 提案営業にやりがい/成果主義が強い文化
- 成長したい人には環境◎、安定志向には少しハード
まとめ
キーエンスは高収入でキャリアでも転職の際、かなり高評価で採用面接に進めるでしょう。
更に深い情報を知りたい方は、実際に企業サイトの情報などを多方面で情報収集してキーエンスに対する理解w深めると良いでしょう。
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